産後しばらく経ってから、お風呂から上がると大量のおりものが…?!
まだ若いのに尿漏れ・・・?
でも、おりものにしては水みたいだし、尿漏れにしては経血が出る時の感覚に似てる…と思って調べたら、膣(ちつ)がゆるんでお風呂の水が入っていたようなんです。
そんなわけで膣(ちつ)の筋トレについて調べ、膣(ちつ)も締まって、なんと痩せることにも成功!
膣(ちつ)トレは美容や健康にとても良いことがわかったので、ここでシェアしたいと思います。
目次
膣のことちゃんと知ってる?膣周りの骨盤底筋の筋トレが必要なワケ
女性の生殖器の一部である「膣(ちつ)」は、外陰部と子宮の入口(子宮頸部)をつなぐ筒状の器官。
「骨盤底筋」は骨盤の底に、恥骨から尾骨にかけてひし形状に広がっており、深層筋(インナーマッスル)のひとつになります。
引用元:https://classy-online.jp/beauty/81327/
位置は、自転車に乗ったとき、サドルに当たっている部分の全部が骨盤底筋です。
上のほうではハンモックのように内臓を下から支え、下のほうでは尿道・腟(ちつ)・肛門の出口の開閉をコントロールしています。
なので、「骨盤底筋」が衰えると、尿もれや頻尿、さらには「膣(ちつ)」から子宮が飛び出す「子宮脱」を引き起こしてしまうことに…!!
将来の健康リスクを取り除くのはもちろん、「膣(ちつ)周りの筋肉=骨盤底筋」を鍛えてあげることは、ダイエットや美肌など、アンチエイジングにもつながるんです!
膣(ちつ)が緩んでないかチェックしてみよう!
- 膣(ちつ)や肛門をきゅっと締めることができない
- お風呂上がりしばらくして、膣(ちつ)からお湯が漏れる
- 出産経験がある
「膣(ちつ)のゆるみ」は女性特有の悩みの1つ。
出産経験がある女性に多く見られる症状ですが、実は運動不足も原因の1つであると言われています。
また、昔と違い、しゃがむことが減った現代人は、子宮を支えている骨盤底筋が弱くなり、若い女性でも膣(ちつ)がゆるくなっている人が多くなってきているんです…!!
上記に当てはまる人は、ぜひ膣(ちつ)トレをはじめましょう。
また、当てはまらない人も膣(ちつ)トレには多くのメリットがあるので、ぜひ実践してみてください。
「膣(ちつ)トレ」って何?
膣(ちつ)トレとは「膣を締める、緩める」を繰り返すトレーニングで、フランスでは、女性のボディの悩みや不調改善のために昔から人気のあるメソッド。
フランスで膣(ちつ)トレは、主に助産師によって指導や施術が行われる、女性ならほとんどの人が知っているんです。
産後はもちろん、医師の処方箋があれば国民健康保険を使って、産後に限らず無料で受けることができます。
羨ましい…!!
「膣トレ」のメリットは?
膣トレにはどんなメリット、効果があるのでしょう?
膣(ちつ)トレのメリット①ボディラインがキレイになる
膣(ちつ)トレは骨盤底筋を動かすので、体幹を鍛えることに繋がります。
骨盤底筋は横隔膜や多裂筋、腹横筋などのインナーマッスルと連動しているので、体幹が鍛えられることで正しい姿勢に。
膣(ちつ)トレのメリット②セクシャル感度が良くなる
骨盤底筋は気持ち良いセックスをする上でめちゃくちゃ大切。
意識して骨盤底筋は動かさないと退化し、出産で傷ついてしまうため、約半数の女性がゆるゆるの状態に。
膣(ちつ)周りの筋肉量が多いと性機能が高まって、女性がオーガズムを感じやすくなるだけでなく、膣(ちつ)の筋肉が収縮するから男性の気持ち良さも格段にアップ!
さらに筋肉量が増えて下半身の血流が良くなるため、体液の分泌も活発になって、濡れやすい体質にもなります。
膣(ちつ)トレのメリット③ナプキンの使用枚数が減る
膣(ちつ)周りの筋肉が目覚め、漏れる前にトイレで出せるようになります。
膣(ちつ)トレのメリット④尿もれの予防、改善ができる
子宮や膀胱などの骨盤内にある臓器を支えている骨盤底筋は、排泄機能をコントロールしています。
骨盤底筋を鍛えることで、便秘や生理痛が解消し、下痢になりにくくなる効果や尿漏れ防止に有効です。
膣(ちつ)トレのメリット⑤産後のゆるみの解消
産後のゆるみの回復を早めたい人にもおすすめです。
膣(ちつ)トレのメリット⑥アンチエイジング効果
血液を送り出すポンプの役割をしている筋肉は、膣(ちつ)トレで骨盤底筋を鍛えることでポンプ機能が向上し、骨盤内の血流がアップすることで膣周りだけでなく、外見も若々しくキープできます。
また、下半身の冷えが解消するうれしい効果も。
なぜ「膣(ちつ)トレ」でボディラインが整うの?
膣(ちつ)トレは不調に限らず、「お腹がへこむ」「ウエストがくびれる」「やせやすくなる」など、「ボディラインを整えられる」と、多くの女性に支持されています。
その理由は骨盤底筋へのアプローチ。
上記にあったように骨盤底筋は骨盤の底にあり、内臓を下から支える筋肉です。
内臓が下がり、下腹がぽっこりと出てくるのは、この筋肉が弱まっているから。
なので骨盤底筋鍛えれば、下がった内臓がもとの位置に戻って下腹がへこみます。
さらに骨盤底筋は深層(インナーマッスル)にあるので、連動する骨盤まわりや体幹の筋肉を鍛えることにもなり、骨盤のゆがみがとれて正しい姿勢が取れます。
その結果、ボディラインが整うという、うれしい効果が生まれるんですね。
スキマ時間にできる!骨盤底筋を鍛える5つの膣(ちつ)の「筋トレ」
膣(ちつ)トレははじめこそ感覚をつかむのが難しいかもしれませんが、いつでもどこでもできるし、特に道具も必要ないので、とってもお手軽にできます。
膣(ちつ)トレ①基本の立ち方と呼吸法
- 手順1両脚を揃えて、姿勢を真っ直ぐにして立つ呼吸と筋肉の動きを確認するために、片方の手はお腹に、もう片方はお尻にあてます。
- 手順2膣(ちつ)と肛門をキュッと締める真っ直ぐな姿勢のまま、お尻の穴を閉めるように意識して、キュッと膣(ちつ)と肛門を締めます。これを2〜3回繰り返します。この時、呼吸は締める時=息を吐く、緩める時=息を吸うように意識しましょう。
- 手順3膣(ちつ)と肛門を締める息をゆっくりと吐きながら、膣(ちつ)と肛門を強い力で10〜12秒間、ギューっと締めます。
- 手順4ゆっくりと緩める今度は10〜12秒かけて、息を吸いながらゆっくりと緩めます。これを2〜3回繰り返します。
膣(ちつ)トレ②ベッドでできる筋トレ
- 手順1仰向けになる力を抜いて仰向けになり、両膝を曲げます。膝の間はこぶし1個分くらい離すと安定しやすいです。膝下に枕などを入れて支えてもOK。
- 手順2膣(ちつ)と肛門を締める息を吐きながら10〜12秒かけて、膣(ちつ)と肛門を締めます。骨盤の底を、お腹の方にゆっくり引き上げるようにイメージするのがコツです。
- 手順3緩める息を吸いながらまた10〜12秒かけてゆっくり緩めます。
- 手順4力を抜いてリラックス40〜50秒ほど全身の力を抜いてリラックスします。これを10回繰り返しましょう。ただし、慣れないうちは無理のない回数で大丈夫。
膣(ちつ)トレ③床に座ってできる筋トレ
- 手順1壁に寄りかかって座る床に腰を下ろし、軽く壁に寄りかかって全身の力を抜きます。
- 手順2膣(ちつ)と肛門を締める10〜12秒かけて、息を吐きながら、膣(ちつ)と肛門を締めます。
- 手順3膣(ちつ)と肛門を緩めるまた10〜12秒かけて息を吸いながら緩めます。これを10回繰り返しましょう。
膣(ちつ)トレ④電車の中で筋トレ
- 手順1姿勢を真っ直ぐにして立つ片手で吊革を持ち、姿勢を真っ直ぐにして立ちます。
- 手順2膣(ちつ)と肛門を締める、緩める骨盤底筋を意識して、膣(ちつ)と肛門をキュッと締める、緩めるを繰り返します。呼吸法は他の筋トレと同じように、締める時=吐く、緩める時=吸う、を意識して行いましょう。
膣(ちつ)トレ⑤仕事しながら筋トレ
- 手順1姿勢を正して座る椅子に腰かけ姿勢を正します。腰と背中が背もたれに真っ直ぐあたるように意識してリラックスしましょう。
- 手順2膣(ちつ)と肛門を締める、緩めるそのままの姿勢で息を吐きながら膣(ちつ)と肛門を締める、息を吸いながら緩める、を繰り返します。
時々、引き上げているつもりで逆に押し出すように筋肉を動かしている人もいるので、一度膣(ちつ)の入口に手を添えて感覚をつかむのがおすすめです。
もちろん手をキレイに洗ってから行ってくださいね。
まとめ
今まで全然気にして来なかったですが、今回お風呂の一件があって、膣(ちつ)トレの大事さを認識させられました。
それと同時に膣(ちつ)トレだけで、結構下半身が引き締まることにもビックリ!
ダイエット効果があるとは思っていなかったので、膣(ちつ)トレは女性なら習慣にするといろいろメリットありますよ〜
私のように出産経験がある人はもちろん、ダイエットしたい人、充実したセックスライフを楽しみたい人はぜひぜひ膣(ちつ)トレしてみてくださいね(^ ^)