ダイエットに嬉しいと言われるサラダチキン。
コンビニで手軽に手に入るし、美味しいので私も大好きなんですが、実は食べ過ぎるとめちゃくちゃ危険なんです…!
今回はサラダチキンの危険性をご紹介します。
目次
- 1 サラダチキンの避けたい食品添加物は?
- 1.1 サラダチキンの避けたい食品添加物①亜硝酸ナトリウム(発色剤)
- 1.2 サラダチキンの避けたい食品添加物②アスパルテーム(人工甘味料)
- 1.3 サラダチキンの避けたい食品添加物③アセスルファムK(人工甘味料)
- 1.4 サラダチキンの避けたい食品添加物④合成着色料(着色料)
- 1.5 サラダチキンの避けたい食品添加物⑤安息香酸ナトリウム(保存料)
- 1.6 サラダチキンの避けたい食品添加物⑥ソルビン酸カリウム(保存料)
- 1.7 サラダチキンの避けたい食品添加物⑦OPP(オルトフェニルフェノール)、TBZ(チアベンダゾール) (防カビ剤)
- 1.8 サラダチキンの避けたい食品添加物⑧臭素酸カリウム(小麦粉改良剤)
- 1.9 サラダチキンの避けたい食品添加物⑨カラギーナン(増粘多糖類)
- 1.10 サラダチキンの避けたい食品添加物⑩BHA(酸化防止剤)
- 2 コンビニで販売されているサラダチキンの食品添加物は?
- 3 サラダチキンが危険な本当の理由…タンパク質過剰摂取のデメリットとは
- 4 サラダチキンの1日の摂取量は?
- 5 まとめ
サラダチキンの避けたい食品添加物は?
コンビニで販売されているサラダチキンは食品添加物が含まれています。
食品添加物は体に悪いものと認識が強いと思いますが、その全てが体に悪く、絶対に避けるべき!というわけではありません。
ここでは、避けたい添加物をご紹介します。
サラダチキンの避けたい食品添加物①亜硝酸ナトリウム(発色剤)
単体での毒性も報告されている亜硝酸ナトリウム。
特に2級アミンという肉や魚にもともと含まれている成分と反応することで、とても強い発ガン物質を発生させてしまうので要注意です。
サラダチキンの避けたい食品添加物②アスパルテーム(人工甘味料)
発ガン性、アレルギー、不眠症、うつ、認知症など、様々な影響を及ぼす可能性が指摘されており、砂糖の200倍の甘さがあります。
「ノンカロリー」「ノンシュガー」などと謳っているダイエット商品などによく使用されているので気をつけましょう。
サラダチキンの避けたい食品添加物③アセスルファムK(人工甘味料)
ガン、肝臓病、腎臓病などの症状を引き起こす危険性があると報告されている塩化メチレンが含まれているので要注意です。
サラダチキンの避けたい食品添加物④合成着色料(着色料)
以前はコールタールを原料としていましたが、強い発がん性があると分かってからは、石油から作られるものが主流になっています。
種類も多くあり、危険性が確認されると廃止されていて、アレルギーや精神不安定の原因になっているんです。
欧米では禁止されていても、日本では使用が続いているものもあるので注意が必要です。
サラダチキンの避けたい食品添加物⑤安息香酸ナトリウム(保存料)
単体での危険性が高いのはもちろん、ビタミンCと一緒に摂取すると、発ガン性のベンゼンが生成されることがあるといわれています。
サラダチキンの避けたい食品添加物⑥ソルビン酸カリウム(保存料)
こちらも単体での危険性もあり、ハムやソーセージなどに含まれる亜硝酸と反応すると、強い発ガン物質に変わる恐ろしい食品添加物です。
サラダチキンの避けたい食品添加物⑦OPP(オルトフェニルフェノール)、TBZ(チアベンダゾール) (防カビ剤)
現在国内で認可されているOPPもTBZなどの防カビ剤は、もともとは農薬として使用されていたものなんです…!
そんな恐ろしいものを口に入れたくないですよね。
サラダチキンの避けたい食品添加物⑧臭素酸カリウム(小麦粉改良剤)
以前はパンによく使用されていましたが、強い発がん性がわかってからはあまり使われなくなりました。
ですが、「使用した場合には最終製品に残存してはならない」というルールが作られたことによって、多くの業者が再び使うようになったので注意しましょう。
サラダチキンの避けたい食品添加物⑨カラギーナン(増粘多糖類)
食品に含まれる量では問題ないとしていますが、動物実験で発ガンを促進する物質であることが指摘されているので、妊娠中や授乳期の女性は避けるのがベスト。
サラダチキンの避けたい食品添加物⑩BHA(酸化防止剤)
バターやマーガリン、ポテトチップスやビールなどに使用されていて、発ガン性やアレルギー反応を引き起こす可能性があることが分かり、研究が続いているものです。
コンビニで販売されているサラダチキンの食品添加物は?
手軽な値段で購入できるコンビニのサラダチキンの添加物は、どのようなものが含まれているのか見ていきたいと思います。
セブンイレブンのサラダチキンに含まれている食品添加物は?
加工でん粉、塩化K、pH調整剤、調味料(アミノ酸等)、増粘剤(加工でん粉)、ポリリン酸Na、グリシン、香料
引用元:セブンプレミアム向上委員会
ファミリーマートのサラダチキンに含まれている食品添加物は?
増粘剤(増粘多糖類、加工でん粉)、調味料(アミノ酸等)、pH調整剤、リン酸塩(Na)、グリシン、酸化防止剤(ビタミンC)、卵白リゾチーム、ターメリック色素
引用元:ファミリーマート
ローソンのサラダチキンに含まれている食品添加物は?
加工デンプン、調味料(アミノ酸)、リン酸塩(Na)、酢酸Na、乳化剤
引用元:ローソン
どのコンビニも危険な添加物は使われていないようですが、記載されてある「調味料」「pH調整剤」「増粘剤」「香料」など一括表示されているものに関しては何が使用されているかまではわかりませんでした。
そもそも、添加物は安全と有効性が確保されたものが安全な量しか入っていないので、食品添加物が一概に危険とは言い切れません。
一部ではその安全基準の何倍も下回る量しか使われていないとも言われているので、危険なものかどうか注意して食べるのがベストでしょう。
昔は食品の腐敗や保存の悪さから食中毒が増え、亡くなった方もいることから、今の食の安全を確保する目的で食品添加物を使用し加工することとなったのがはじまり。
なので食品添加物は、私たちの食を豊かにしてくれているものでもあるんです。
サラダチキンが危険な本当の理由…タンパク質過剰摂取のデメリットとは
サラダチキンに含まれている食品添加物が、そこまで危険ではないことはわかりました。
実は、サラダチキンが危険な本当の理由はタンパク質にあるんです。
ダイエットするには、運動して筋肉をつけることが欠かせません。
そのためにサラダチキンをはじめ、鶏むね肉や卵を摂る方も多いと思います。
ここでは、タンパク質を摂りすぎると何が危険なのかご紹介します。
タンパク質過剰摂取のデメリット①余ると脂肪になる
タンパク質を過剰に摂取すると、余ってしまったアミノ酸の一部は脂肪になって、体内に貯蔵されてしまうんです。
その脂肪を使うことができなければ、もちろん太ってしまいます。
特にタンパク質の摂取を脂身の多い肉ですると、脂肪分も多くカロリーも高いため、筋肉をつけるつもりが、逆に脂肪がついてしまうことも。
どうしても肉からタンパク質を摂りたいなら、なるべく脂身の少ない赤身から摂取するのがベストです。
赤身肉でダイエットしたいなら、こちらの記事をチェックしてみてくださいね。
タンパク質過剰摂取のデメリット②肝臓の持久力が低下
アミノ酸に分解・吸収されてから全身の細胞へ運ばれるタンパク質は、摂りすぎてしまうと、細胞への補給が終わっても「アミノ酸」が残ります。
この余ったアミノ酸を「肝臓」で分解して、別の物質を作らなければならなくなるため、肝臓が働きすぎることで、全身の代謝の低下を招くことに。
さらに今度はそれを排出するために、今度は腎臓の働きが活発になり、腎臓が働きすぎることで腎疾患のリスクが高まるという悪循環にハマってしまうんです。
タンパク質の過剰摂取は肝臓と腎臓の機能を低下させてしまうんですね。
タンパク質過剰摂取のデメリット③骨粗しょう症のリスク
摂取したタンパク質は、小腸でアミノ酸に分解・吸収され、そのあと肝臓に運ばれるのですが、余って使われないアミノ酸の一部は、肝臓で尿素になり体外に排出されます。
実は、この尿素が排出されるときに、骨を作るためのカルシウムまで一緒に排出してしまうんです!
タンパク質過剰摂取のデメリット④尿路結石のリスク
動物性たんぱく質に含まれる「含硫アミノ酸」を分解するときに発生する物質が、膀胱内でシュウ酸とカルシウムの結晶化を促し、尿路結石の発生リスクを増やすことに!
ホウレンソウやたけのこ、さつまいも、レタス、ブロッコリーなどの野菜や、緑茶、コーヒー、ココアなど、普段からよく口にするものにもシュウ酸は含まれているので、神経質になる必要はありません。
尿が白っぽく濁っていたら、尿中のシュウ酸カルシウムが増えている可能性があるので、日頃からチェックしてみてください。
タンパク質過剰摂取のデメリット⑤腸内環境の悪化
体質にもよりますが、肉などの動物性たんぱく質の過剰摂取は、大腸菌が増えて腸内環境が悪化してしまいがち。
腸内環境が悪化すると、下痢や便秘のなることもあり、便が不安定な人は痔の原因になることもあるので要注意です。
タンパク質過剰摂取のデメリット⑥おならが臭い
肉類を大量に摂取した場合、胃の中で十分に消化しきれなかったものも、大腸まで届くことがあります。
消化しきれずに口に入れた時のままの状態に近いお肉は、やがて腐敗し、大腸菌などが増えることで腸内環境を悪化するため、臭いおならの原因に。
アスリートの中には、筋肉をつけたいからとたんぱく質を意識しすぎてトイレが臭いと家族やチームメイトから指摘されることがある人もいるそうです。
腸は免疫や感情などあらゆることに深く関わっているため、腸の状態をよくすることは不可欠。
タンパク質を多くとった場合には、腸の状態をよくするために食物繊維を多く摂るようにしましょう。
サラダチキンの1日の摂取量は?
サラダチキンによるタンパク質の摂りすぎが危険なことはわかりましたが、1日にどのくらい摂取すればいいのでしょうか?
1日に必要なタンパク質は何グラム?
まずはタンパク質の量から必要な量を見ていきましょう。
成人の一日のタンパク質必要量は体重1kgに対して1g、アスリートや運動習慣のある人で1.2g~2.0gなので、体重60kgの一般の人なら60g、アスリートで72~120gとなります。
体重50kgの女性だと、運動をしない人は、40g~50g、軽い運動をする人なら1日約60g~70g、きつい運動をする人は70g~90gになります。
サラダチキンのタンパク質は何グラム?
メーカーによって差はありますが、サラダチキンのタンパク質は1個およそ10g~30gほどなので、運動習慣がない人がサラダチキンを3食1個食べていると間違いなく食べすぎ。
セブンイレブンのサラダチキン(プレーン)の場合だと、タンパク質が100gで21.7gで、一袋は115gなので、単純計算すると一袋のタンパク質量は約25gになります。
なので、セブンイレブンのサラダチキンを2個食べると、1日に必要なタンパク質は摂取できてしまうんです。
ですが、たんぱく源はサラダチキンだけでなく、他にもタンパク質が含まれている食材を食べるとなると、アスリートや運動習慣のある人でも摂りすぎになります。
そのため、タンパク質摂取を意識していなくても、実は摂りすぎてしまっているかもしれません。
まとめ
筋肉をつけるには、タンパク質を摂ることは不可欠ではありますが、筋肉はタンパク質だけでできているわけではありません。
また、肉や卵ほどではありませんが、パンやご飯の中にもタンパク質が少し含まれているので、どんな栄養素でも摂りすぎては逆効果。
なので、サラダチキンに限らず、何か一つのものだけしか食べないダイエット方法はやめましょう。
ダイエットの基本は、食事管理と運動です。
間違った食事管理は、痩せないだけでなく、健康を損ねてしまう可能性もあるので、ダイエットの基本をおさらいしたい方はこちらをチェックしてみて下さい。
この食事管理と運動にプラスして、サラダチキンをはじめ、サプリメントやお茶、ガードルなどをサポートアイテムとして取り入れるのがベスト。
ガードル選びに悩んだらこちらの記事を参考にしてみてくださいね(^^)