エモーショナルイーティングって何?やめたい人が参考にすべき特徴とは

仕事でミスして、家に帰ってポテチやチョコレートなどをドカ食い…

私はストレスが溜まった時などよくしていましたが、経験がある方も多いのでは?

これは感情を満たすための欲求で、『エモーショナルイーティング(感情的摂食)』と呼ばれています。

一時的なものであるならいいものの、食べ続けるとすぐに太っていしまい、過食症になってしまう危険性も・・・!

今回はそんなエモーショナルイーティングをやめたい人必見のお話です。

 

エモーショナルイーティングの症状とは?

エモーショナルイーティング(感情的摂食)とは、感情が欲する衝動的な食行動を指し、ストレスイーティングとも呼ばれます。

エモーショナルイーティングの症状の一例をご覧いただくとわかりやすいと思います。

エモーショナルイーティングの症状
  • 仕事でミスして落ち込んだのでケーキを食べた
  • 暇なので、テレビを見ながらポテチを食べた
  • 仕事で昇進した自分へのご褒美でドカ食いした
  • 失恋のショックで何も食べれなくなった(またはその逆)

本当はお腹が空いていないのに、何かしらの感情によっていつもよりたくさん食べてしまうという、いわば心を満たすための食事。

人によって個体差があり、同じ感情でも過食症になったり、拒食症になったりします。

エモーショナルイーティングという行動それ自体は決して悪いことではなく、心の平穏を保つ為に食事を利用するというのはストレス発散にもなるので悲観的になることはありません。

 

エモーショナルイーティングが起こる原因とは?

エモーショナルイーティングは、ストレスがかかったときに起こりやすい傾向がありますが、原因はそれだけではありません。

 

エモーショナルイーティングが起こる原因①退屈感

退屈の定義は人によって違いますが、多くは何もすることがない時や行っている自分のタスクが無意味に感じる時に退屈だと思うものです。

退屈感を感じると人は時間を潰すための何かを探し、食べることに行き着いて、エモーショナルイーティングにつながる可能性があります。

 

エモーショナルイーティングが起こる原因②古い習慣

たとえば前の職場でファストフードばかり食べる同僚とよく一緒にランチをしていて、別の職場に変わっても、ついファストフードをオーダーしてしまうなどしていませんか?

古い習慣をやめて健康的な新しい習慣を身につけましょう。

 

エモーショナルイーティングが起こる原因③経済的理由、仕事のストレス、人間関係

社会的な人との関わりは、少なすぎても多すぎても食欲に影響があります。

もし同僚や友達に同調して我慢することが多く、彼らに合わせてジャンクフードを食べてしまう場合、我慢が限界に達すると、ストレスによって体が糖質を求めてしまうことも。

一方、1人で孤独を感じ、疲れ切った1日の終わりに食べるチョコレートを心の拠り所にしてしまうこともあるでしょう。

これらはコントロールしつつ食欲を満たすことができらば問題はありません。

ですが、もしストレスで感情が支配され正常な判断ができなくなっていて、食習慣がどんどん悪い方向にいってしまうなら、エモーショナルイーティングの可能性が・・・!

ストレス

 

ストレスを感じると食欲が出てくる理由とは?

主にストレスで引き起こされるエモーショナルイーティング。

ストレスを食べることで解消しようとしてしまう原因は、ストレスを感じたときに体内で放出されるコルチゾールが関係しています。

タンパク質や炭水化物、脂肪代謝の調節をしてくれる大切なホルモンであるコルチゾールは、別名「ストレスホルモン」などと呼ばれ、身体にストレスを感じると大量に分泌されます。

過剰にコルチゾールが放出されると、しょっぱいものや甘いもの、脂っこいもの、アルコールなどが無性に欲しくなります。

これらの食べ物には身体のストレスを和らげてくれる、脳内麻薬と呼ばれているドーパミンやエンドルフィンを分泌させる働きがあるんです。

 

ストレスが増える→コルチゾール値が増える→食事量が増える

 

コルチゾールが過剰に分泌されると食べる量が増えて太るだけでなく、うつ病や糖尿病を発症するリスクが出てきます。

また、ドーパミンやエンドルフィンでコルチゾールを抑え込んでも、持続力が長くは続かないため、食後には後悔や罪悪感にさいなまれることが多く、かえってストレスが増えてしまうことも・・・!

 

エモーショナルイーティングをやめたい!参考にすべき特徴とは

エモーショナルイーティングは感情的な食欲なので、理論的に感情の起伏が激しい人ほどその機会が増え、感情の起伏が緩やかであれば機会が減ります。

つまり、感情のコントロールができる人ほどエモーショナルイーティングの機会は少なくなるということ。

この自分の感情をコントロールできるかどうかを表すのが「EQ(こころの知能指数)」で、数値が高ければ高いほど、自分の感情を正確に知りコントロールできると言われています。

そのため、EQを高めることが、エモーショナルイーティングの機会を減らすにはベストなんです。

 

EQが高い人の特徴とは

残念ながら、EQは感情の指数で数値化するのはめちゃくちゃ難しく、現在最適な測定方法はまだありません。

簡単なチェックテストくらいならネットで検索すれば出てきますが、あくまで参考程度。

なので今回は、EQが高い人に共通する特徴を参考にするといいでしょう。

EQが高い人の特徴
  • 自分の気持ちを理解している
  • 他人に興味をもつ
  • 変化を愛す
  • 自分の強みを弱みを知っている
  • 他人の心を知る
  • 上手にNOと言う
  • 失敗を引きづらない
  • 恨みを持ち続けない
  • 完璧を目指さない
  • 今あるものに感謝する
  • 繋がりを断つ勇気を持つ
  • カフェインを摂りすぎない
  • よく眠る
  • ネガティブな言葉を口にしない
  • 自分の幸せを自分で決める

共感、興味、好奇心、拒絶、後悔、憎しみ、楽観、感謝、勇気、これら全ての感情をありのまま受け入れて自分の中できちんと理解することがEQを高めるポイント。

すぐに実践できるものから取り入れていきましょう。

 

エモーショナルイーティングに有効!マインドフルイーティングとは?

無意識に、惰性で食べ続けるエモーショナルイーティングをやめるためには、意識的に食事をすることで解消されていくんです。

マインドフルネスという言葉を聞いたことがある方もいると思います。

マインドフルネスとは、今していることに意識を集中することで、マインドフルイーティングは口に入れるものの色や味、香り、食感などの五感を使って食べるということ。

詳しい方法はこちらの記事で紹介しているので、チェックしてみてくださいね。

私はワーキングマザーで、子どもまだ小さいので、マインドフルイーティングになかなか取り組み辛いのですが…

ご紹介しているマインドフルイーティングの方法だと、忙しい方でも取り組みやすいと思います。

私は子どもと一緒に色や味、香りを話しながら意識して食事するようになったところ、エモーショナルイーティングの機会が減りましたよ〜

 

まとめ

無意識で衝動に任せて食べてしまうエモーショナルイーティングですが、食べ物を口にする前に「本当に空腹なのか?」を考えるように習慣化しましょう。

また、間食との付き合い方も大事になってくるので、こちらで上手に間食を摂る方法をご紹介しているのでチェックしてみてください。

私はマインドフルイーティングと合わせて、ガードルを日常的に着用し、たとえ間食したとしても、少量で満足するようになりましたよ〜

こちらでおすすめのガードルをランキングで紹介しているので参考にしてみてくださいね。

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