運動や食事管理をしてもなかなか痩せない…
だからといって、これ以上運動に時間をかけてられないし、食事管理もできない。
そんな人におすすめなのが骨ストレッチ!
実は骨をストレッチすることで、ダイエット効果がグンと上がるんです。
今回は骨ストレッチについてご紹介します。
骨ストレッチとは?
そもそも現代人は、体を動かす機会が少なく、同じ姿勢を取り続けることが多いので、骨や関節が本来あるべき位置からズレてしまいやすいんです。
私もデスクワークなので、ほとんど同じ姿勢…
骨や関節がズレてしまうと、腕や脚の可動域が狭まり、日常生活で消費するカロリーが減少し、太りやすくなってしまいます。
骨ストレッチは、骨を意識しながら動くことで骨の位置を整え、カラダを動かしやすくするエクササイズ。
骨と言ってもたくさんありますが、意識する骨は、たったの3つ。
特に道具を使う必要もなく、いつでもどこでもできちゃうんです。
骨ストレッチはどうして痩せるの?
骨の可動域が広がると言っても、それがどうして痩せることに繋がるのかイメージできないですよね。
私も骨ストレッチをはじめて聞いた時は、本当に痩せるのか信じられませんでした。
ここでは骨ストレッチで痩せる理由を解明していきたいと思います。
骨ストレッチで痩せる理由①全身の消費エネルギーが増える
人間は、約200個の骨と約400個の骨格筋で体を動かします。
ですが姿勢が悪くなって骨の位置がズレると、筋肉を使い切れず消費カロリーが減少してしまうことに。
骨の位置を整え、関節や骨の動きをスムーズにすれば、より多くの筋肉が動くようになって消費カロリーがアップするんです。
なので、プロのアスリート並みのハードな運動をしなくても、軽い運動で痩せることができます。
骨ストレッチで痩せる理由②「やせスイッチ」がONになり代謝が上がる
ストレッチで骨の位置が整うと、背骨に沿って走っている自律神経も整います。
自律神経の役割は、脳から内臓や血管などへの指令を伝えること。
なので自律神経が整うと不要なものを排泄する代謝や血流の働きも正常になるんです。
その結果、体温が上がって脂肪が燃えやすい、痩せやすいカラダに仕上がります。
骨ストレッチで痩せる理由③食べすぎを抑制
骨ストレッチで姿勢がよくなると、ぐるりとお腹を囲む筋肉・腹横筋が引き締まってコルセット効果を発揮します。
ゆるんだ筋肉のせいで外へ下へと流れていた内臓が元の位置に戻り、お腹の中の密度が高まるので、満腹感が得られやすくなるんです。
つい食べすぎてしまうのを、無理することなく防ぐことができますよ〜!
骨ストレッチで意識すべき3つの「痩せる骨」とは?
人間の体には約200個の骨がありますが、骨ストレッチで意識するべき骨は以下の3つになります。
骨ストレッチで意識すべき痩せる骨①坐骨
坐骨は骨盤を作る骨のひとつで、正しく座ったとき、椅子の座面に接するとがった骨。
坐骨を意識して座ると、腹横筋と骨盤底筋群のスイッチが入り、腹筋に力が入って骨盤が立つことで、背筋が伸びます。
骨ストレッチで意識すべき痩せる骨②股関節
股関節は骨盤と太ももの骨の間で、上半身と下半身をつなぐ大切な役割を担っている関節。
脚をカラダの前に動かすことを“屈曲”、後ろに動かすのを“伸展”と呼びますが、日常生活では特に伸展の動きが少ないので硬くなりやすいんです。
骨ストレッチで意識すべき痩せる骨③鎖骨
鎖骨は腕の上部にある上腕骨と背中側にある肩甲骨と共に、腕の動きを支える骨。
腕を伸ばすとき、回すとき、物を持ち上げるときなど、腕を動かす動作は鎖骨がすべて起点になっています。
鎖骨を押さえながら体を動かす骨ストレッチを行うことで、鎖骨とつながっている肩甲骨や胸骨が動き、さらに肋骨や骨盤を連動して動かしていくことができるんです。
骨ストレッチのやり方
骨を効果的に動かす骨ストレッチの方法は、めちゃくちゃ簡単。
どれも手軽にできるので、さっそくトライしましょう。
骨ストレッチ①基本のポーズ&立ち方
親指と小指で骨を押さえるのが基本ポーズ。
引用元:https://maquia.hpplus.jp/diet_health/news/15151/
さらに、骨で立つことを意識することで、効率よく体幹に刺激を与えられ、代謝もアップします。
くるぶしの横幅をT字の横ライン、中指をT字の縦ラインに乗るように意識して立ちます。
親指と小指をつなげると、余計な力が入らず、エクササイズの効果を引き出すことができますよ〜!
骨ストレッチ②手首ひじブラブラ
ひじは手首よりも体幹に近いため、肩まわりの柔軟性がアップします。
慣れたら腕の向きを反対に行いましょう。
- 手順1ひじを押さえる右手で基本ポーズを作り、左手の親指と小指で腕のひじの骨ばった部分を押さえる。このとき右手の手のひらは顔に向ける。
- 手順2腕を下すそのまま前方へ腕を下ろす。反対側も同様に。左右7回で1セット。
骨ストレッチ③手首ぶらぶら
手首をブラブラして、ウォーミングアップしましょう。
手首から肩までの可動域が広がり、ほぐれていくのがわかります。
- 手順1親指と小指をつなげた手を親指と小指で押さえる右手で基本ポーズを作り前へ出す。左手の親指と小指で手首の骨が出っ張った部分を押さえる。
- 手順2手首を押さえたまま左右にブラブラ振る力を抜いて、10回程度ブラブラと左右に振る。もう片方の手も同様に、10回程度左右に振る。これで1セット。
骨ストレッチ④手首肩甲骨ストレッチ
肩甲骨一帯のこわばりを和らげるとともに、ウエストをひねるので、引き締め効果も期待できるストレッチです。
- 手順1ひじを直角に曲げる右手は基本ポーズを、左手で右手首の骨を押さえる。このとき右手のひじは直角に。
- 手順2ウエストをひねるそのまま、右腕を後方へひねる。肩甲骨が内側に動くのを意識して。反対側も同様に。左右7回1セットです。
骨ストレッチ⑤足首回し
足首からアキレス腱にかけての硬さがほぐれ、足の疲れ解消やむくみ取りにも効果的ですよ〜!
- 手順1骨を押さえて足首を回す右手の親指と小指で右足のくるぶしを押さえながら、左手で足首を回す。逆足も同様に。左右7回1セットです。
骨ストレッチ⑥手首股割ほぐし
基本ポーズをすることで上手に力が抜け、股関節を刺激し、しなやかな脚線美になっていきます。
- 手順1手首を押さえる右手で基本ポーズを作り、左手の親指と小指で右手首を押さえる。このとき、ひじは直角。脚は肩幅より広めに。
- 手順2スクワットそのままゆっくりと腰を落とす。反対の手に変えて同様に。左右7回1セット。
骨ストレッチ⑦鎖骨ひねり
体の中心部全体に働きかけるため、鎖骨を押さえながら体をひねります。
インナーマッスルも刺激され、ウエスト引き締め効果も!
- 手順1足を開いて立つ足を肩幅程度に開いて立つ。
- 手順2鎖骨をつかむ両手の親指と小指で、鎖骨をつかむ。※小指が鎖骨の上、親指が鎖骨の下
- 手順3体をひねる顔は前に向けたまま、体を左右にひねる。※30秒間続ける
まとめ
半信半疑だった骨ストレッチ。
どれも簡単なのものばかりなので、試しにやってみると、筋肉がほぐれていくのがわかります。
私のお気に入りは、足首まわし。
デスクワークで座りっぱなしなので、とても気持ちいいですよ〜!
道具いらずでどれも簡単なので、ぜひやってみてくださいね!